ルイボス
Rooibos

ルイボス
別名redbush tea
学名Aspalathus linearis
科名マメ科アスパラトゥス属
産地南アフリカ
利用部分
風味かすかにオレンジを思わせる香り、すっきりした爽やかな味
ルイボスとは

ルイボスとは、マメ科アスパラトゥス属の針葉樹で、主にルイボスティーとして使用されているハーブの一種です。ルイボスティーは、ルイボスの細かな落葉を発酵・乾燥させたものです。鮮やかな赤色のお茶で、渋味が少なく、緑茶や紅茶に含まれる成分であるカフェインが含まれていないことが特徴です。
ルイボスは強力な抗酸化力を持つとされ、研究結果によると、その力は緑黄色野菜の数倍~数十倍にも及ぶといわれています。
また、ルイボスの抗酸化力は活性酸素を除去する作用だけではなく、体内に備わっている抗酸化力を持った酵素であるSOD酵素を活性化させる作用も持っており、糖尿病などの生活習慣病を予防する効果、美肌を保つ効果などが期待されています。

ルイボスの効能

① 糖尿病を予防する効果
ルイボスの持つ強力な抗酸化作用には、糖尿病を予防する効果があると考えられています。
糖尿病の発症には、加齢や遺伝など様々な要因が存在しますが、体内で発生する活性酸素によっても、糖尿病が発症するリスクは高まるといわれています。
ルイボスに特有のアスパラチンというフラボノイドは、糖尿病の原因となる高血糖の予防効果があるという研究報告がなされています。

② 美肌効果
ルイボスの強力な抗酸化力は、美しい肌づくりにも効果を発揮します。
一般的な肌に起こるトラブルとしてシミ、しわ、たるみなどが挙げられ、これらにはすべて過剰に発生した活性酸素が深く関与していることが明らかとなっています。
肌のシミは、体内で生成されたメラニン色素が皮膚の表面に現れたものです。
活性酸素はメラニン色素の生成を促す作用があるため、シミの大きな原因のひとつであるといわれています。
また、活性酸素が体内で増加することによって、肌に存在しているヒアルロン酸、エラスチン、コラーゲンなどの構成成分などが体内から減少し、コラーゲンにいたっては固く変性して弾力を失います。
ルイボスが持つ強力な抗酸化作用によって、肌のハリや弾力が衰える原因となる活性酸素を取り去ることができるため、ルイボスには、美しく健康な肌を保つ効果があると言われています。

③ アトピー性皮膚炎を改善する効果
ルイボスにはアレルギー性の皮膚炎を抑制する効果もあるといわれており、研究が進められています。アトピー性皮膚炎の患者に、1日あたりルイボスの葉15gに相当する抽出物を経口投与した結果、重症のアトピー性皮膚炎患者の約半数に症状の改善が見受けられたと報告されています。
ルイボスがアレルギー症状にどのように作用するのかは未だ解明できていませんが、ルイボスティーを飲むことによっても、同様の効果が期待できると言えます。

④ 動脈硬化を予防する効果
ルイボスの持つ強力な抗酸化力は、動脈硬化を予防する効果があるといわれています。
動脈硬化の原因である悪玉(LDL)コレステロールは、血液中の中性脂肪やコレステロールが活性酸素と結びつくことで増加するとされているため、血液中で活性酸素が増加すると、その分動脈硬化が発症するリスクが高まるといわれています。
ルイボスの抗酸化作用によって、活性酸素の増加を抑制することができるため、動脈硬化を予防する効果が期待されています。

⑤ 生活習慣病の予防・改善効果
ルイボスの抗酸化作用によって、生活習慣病のひとつである高脂血症を予防することができるとされています。
高脂血症の原因となる物質は、血液中に増加した悪玉(LDL)コレステロールであり、活性酸素には悪玉(LDL)コレステロールの生成を促進する作用があります。
ルイボスの持つ強力な抗酸化作用によって、体内の活性酸素を除去することは、悪玉(LDL)コレステロールの増加を抑制し、高脂血症を予防することにつながるのです。
またルイボスは、血圧上昇酵素アンジオテンシン変換酵素(ACE)のはたらきを抑制することによる血圧低下作用も報告されており、高血圧予防効果も期待されています。