ジンジャー
Ginger
別名 | ショウガ、ショウキョウ |
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学名 | Zingiber officinale |
科名 | ショウガ科ショウガ属 |
産地 | インド・中国 |
利用部分 | 根 |
風味 | ウッディで豊かな香り。ピリッとくるホットな味わい |
- ジンジャーとは
ショウガには、香り成分ガラノラクトン、辛味成分ジンゲロン・ショウガオールなど優れた薬効をもつ成分が豊富に含まれており、様々な働きが期待されます。
ジンゲロールという成分に熱を加えると、ジンゲロンやショウガオールに変化します。- ジンジャーの効能
①冷えを改善する効果
ガラノラクトンやジンゲロールは血管に届き、冷えなどで細くなった血管を拡張させる働きがあります。その結果、血液の流れが良くなり、血行不良による冷え性や体のこわばり、肩こりなども改善できます。血流が良くなると、発汗や排尿、排便が促され余分なものが排出されやすくなる効果もあります。
また、しょうがを加熱すると、ジンゲロールの一部がショウガオールという熱をつくり出す働きをもつ成分に変化します。②殺菌効果
ジンゲロン・ショウガオールには、殺菌効果があることが明らかになっています。食中毒の予防や、風邪や気管支炎、肺炎などの原因である細菌類や水虫などの真菌、フィラリアや回虫などの寄生虫も駆逐するといわれています。③胃を健康に保つ効果
ジンゲロン・ショウガオールには、胃酸の分泌を促進して消化吸収をととのえ、内臓の働きを活発にし、食欲を増進させる効果があります。④炎症を抑える効果
炎症や痛みを引き起こす物質の合成を抑える働きがあるため、抗炎症作用や鎮痛作用があるといえます。また、昔から摂取するだけでなくしょうが湿布やしょうが風呂などとしても用いられます。⑤せきやのどの痛みを緩和する効果
ガラノラクトンやジンゲロールはせきやのどの痛みを暖和する効果があります。⑥コレステロール値、血圧を低下させる効果
ジンゲロンには、脂肪の燃焼を促進する効果があります。
しょうがを摂取した後に30分程度のウォーキングなどの有酸素運動をすると、血行が促進される効果とジンゲロンによる脂肪の燃焼を促進する効果が合わさり、脂肪の燃焼が加速されます。⑦アンチエイジング効果
ショウガオールやジンゲロールには抗酸化作用があり、活性酸素を除去する効果があるといわれています。体内で必要以上に活性酸素がつくられると、細胞が正常に再生できなくなり、老化や病気の原因になってしまいます。しょうがの抗酸化作用によって、老化防止効果が期待できます。